小林和彦
小林和彦
地域と世界のユニークな架け橋〜令和も寅さん〜
生まれながらリーダーはいない。突然会社を起こす事態になったり、周囲から持ち上げられたり、その日は突然やってくる。
組織のトップに立ち率いるリーダーと、自分の役割を全うするプレーヤーは別物だ。プレイヤーの延長線上に存在するのはマネージャーであり、リーダーは経験しない人には感覚は共有できない。
基本的にプレイヤーのやることは、100mを速く走ることだ。コーチという名のマネージャーが引いたレーンを、ゴールテープに向かって走る。一位でのゴールが目標で、達成することで賞賛と拍手喝采を得られる。ゴール後はあまり考えずに良い。とにかく速く走ることが求められ、一般社会では売り上げやクオリティーであったり、アウトプットの数に置き換えられる。
組織の先頭に立つリーダーの役割は100m走ではなく、亜熱帯森林のジャングルに道を切り拓いていくようなものだ。地図もなく、視界は霧が覆い、様々な危険が潜んでいる。その先に光があるのかもわからない。それでもリーダーは進まなければならない。
大切なのは、自分1人では遠く行けないということだ。仲間の持つ才能を活かすことで、初めて遠くまで辿りつける
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